エッジボイス

エッジボイスとは、簡単に言えば、これ以上低い声が出ないという所まで、声を下げて鳴る、カラカラという音(発声)です。
ドアがギーッとなる様なW
またエッジボイスは、少しの息で連続してカラカラ鳴らせる事が重要です。これが何に役に立つのか…!?

こもった様なカラカラ音(エッジボイス)は、声帯全体で振動させているのに対して、明るいカラカラ音は声帯の前(喉仏側)で響かしている感じがします。この音を作るには、口角を上げてニャーという猫の口周りを真似すると明るいカラカラに変わります。そうして舌根が上がった状態をキープする訳です。そのカラカラに少し声を混ぜていって喉が痛くならない発声ポイントを探します。(先生に依っては、それを一緒に探してくれます)見つかったら、そのポジションを外さず発声する癖を身に付ければ良い訳です。この運動に対して音の高低は関係有りません。この訓練により、声帯筋と声帯に負荷を掛けない発声を自覚出来る様になります。

持論ですが、エッジボイスは、声帯のポジショニング確認に最適なのです。大きな声で闇雲に声を出していても、決して身に付きません。ポジションを確認して、声帯筋で声帯を閉じ(発声時は息を通すので閉じきってはいません)極小の息で、カラカラやり、少しづつ声にしていきます。効率よく声帯を連続して振動させる技術が必要です。これには一定の息の供給が重要なので、その訓練法は、また書きたいと思います。

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