効率よく歌う方法 (体を使う!?…本来の意味)

私は度々、生徒さんにメロディーを線で捉えるのでは無く点で捉えて下さいと言います(◯◯の布団の様ですがW)

一つの音は、高低も母音も違います。なので、口の形、また響かせるポイントも全く違って来ます。

それをセパレートせずに処理してしまうと、声帯筋疲労で1曲丸々歌うのがやっと、という事態を引き起こしてしまいます。
簡単な方法は、スタッカート、つまり音を一音ずつ切って歌ってみる事です。

それと同時に重要なのは、インパクト(発声)する前に準備が必要という事です。音の立ち上がりは特に大事なので、先ず、小さな”ぅ”の母音で声帯を軽く閉じます。

完全に声帯が閉じている状態は、無呼吸です。”ぅ”と弱めに閉じると”みぞおち”が勝手に緊張状態になります。それが正解です。
続けて歌詞を歌います。

最近、誰でも耳にした事があるであろう曲を例にすると…”これが愛じゃなければ~”だとすると、”ぅ”で一瞬止まって、それが~と歌い出すのです。

結果、”ぅこれが~”となります。このサビの出だしは、アウフタクト、つまり4拍目から始まりますが、3拍目をいっぱい使って”う”を入れても良いですし、3拍の4分の1(16分休符)を”ぅ”これが~♪でも構いません。兎に角プレパレーション(準備)が重要なのです。

ここで一つ疑問が湧くかも知れませんね、全ての音の準備は”ぅ”で良いのか!?

先ほど、たまたまラジオから、ZARDの”涙の数だけ~”が流れていました。“花の様に〜”ようにの”よ”の前は、”ぅ”で良いでしょうか!?

正解は”ぅ”でも良いですが、この場合は”い”の方が自然です。彼女は、”ぃように~”と歌っていました(持耳)

“ぅ””ぃ”を入れるか、入れないかで全然結果が違って来ます。

また、O母音“よ”うにを普通に歌うと息が先に口から出てしまって、響かない内に残念な結果を出してしまいます。

これには、舌の使い方(位置)も関係して来ます。
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